ディスクロージャー

グリア博士: みなさん、こんばんわ。スティーブ・グリアです。
今夜、こうしてみなさんとご一緒できてとてもうれしいです。電話会議の声はよく聞こえますでしょうか。まず、最初に映画「Unacknowledged」(日本語タイトル:「非認可」)に寄付をしてくださった方々、一人ひとりにお礼を申し上げたいと思います。世界中の方々がこの映画を可能にしてくださいました。現時点で、4千人近くの方から寄付が寄せられています。

今日この場でお話したいことは、今起こっていることの簡単な内部情報をお話しすること、そして、今までいただいた質問にもお答えしたいと思います。全部の質問にはお答えすることはできませんが、その中をいくつかを取り上げて、お答えしたいと思います。

まず、近況ですが、現在は、新作の撮影後の編集段階に入っています。寄付でお金が集まってから、この作業に入り、すでに4,5ヶ月になります。この映画にも関係していますが、最近ウイキリークスがジョン・ポデスタのメールを公開したことで、エドガー・ミッチェルに関する一連の情報が明らかになりました。エドガー・ミッチェルにディスクロージャーのことを教えたのはわたしです。これについては後で触れますが、この情報についても映画に入れるつもりです。できるだけ最近の情報を入れたいと思っています。

もう一つの大きなニュースは、「Unacknowledged」の中でディスクロージャー プロジェクトの新しい証言者の話が初めて公開されます。この方は空軍でカートランド空軍基地にある特別調査部で勤めていた二等空佐です。この夏ニューメキシコ州のアルバカーキー市で3時間の取材を撮ることができました。このインタビューで、政府が*対敵諜報活動プログラムの中で、宇宙関係の機密プロジェクトを秘密にしていただけではなく、この人物を含めたこの部署の人たちが、メディアに現金を与えて、事実を変えて報道させたり、報道させないようにしたり、諜報を与えたりしていたということを、認めさせることができました。これには全国メディアも関わっています。これは、わたしたちが何年もの間、ずっと言ってきたことを裏づけるものです。軍産複合体と大手メディアが一緒になった腐敗であり、メディアの協力があったからこそ、ずっと秘密にすることができたのです。彼は名前と階級と認識番号を持つ、信頼性の高い証言者です。

(*注:1950年代より米国FBIが行ってきた、国内の反米的政治活動家、およびその組織に対する破壊活動プログラム)

それと、もう一人の証人は、憲法を専門とする弁護士で、「イラン・コントラ」や「ペンタゴン文書」、ニューヨーク・タイムス、そして「シルクウッド事件」にも関わっていた人物です。インタビューでこの弁護士は、1990年当時、世界10社の大手メディアの中で、多数の諜報機関から同時勤めていた43人がいました。メディア会社からも給料をもらっており、彼らが諜報グループの代表で、話を変えたり、報道を阻止していた、と話しました。これは、空軍の対敵諜報官の話を裏付けるものです。この二人はお互いを知りませんが、話していることは共通しています。

もう一つの重要点は前述の空軍の諜報官の情報ですが、それは、宇宙からの脅威をでっちあげるために、UFOに関する自作自演作戦があったということを確認するものです。彼はこの件について話した後すぐに、打ち消そうとしたのですが、「これは極秘事項、最高の機密だ」と言うところがしっかりとカメラに入っています。しかし、彼はこれ以上は口をつぐみました。
これに関しては、もちろん、元NASAのヴェルナー・フォン・ブラウンがキャロル・ロージンに話した内容からすでに明らかになっています。宇宙における軍事開発を正当化し、実際には存在しない宇宙からの脅威があると人々に信じさせるために、なりすまし作戦を行って、宇宙からやってくる者たちを恐れるようにしむけるのだと、フォン・ブラウン氏が話しています。そして、実際に過去60年間それが行われてきました。

さらにこの空軍諜報官は、誘拐事件をでっちあげるのに、軍、情報機関、対敵諜報機関のそれぞれが直接に関わっていたということを証言しました。人を誘拐して、それがETによって行われたかのように見せかけたのです。もちろん、これについては、私たちはずっと前からわかっていましたが、軍の当局者からの証言を記録することはできないでいました。ですからこの情報の公表は、衝撃的な効果を持つものとなるでしょう。このようなことが、映画の内容のいくつかです。

当然ながら、この映画は、UFOや陰謀説を説くサブカルチャー映画として製作されているわけではありません。一般的な人を主眼において作られています。全く何も知らないゼロから、このレベルの理解にまで人々を引き上げなくてはならないのです。情報機関がどのように動いているのか、非認可の特別アクセス計画がどのように動いているのか、その背後にいるのは誰か、秘密のアジェンダは何なのか、などなどです。1時間45分~2時間の映画でやるには難しい課題ですが、それを実行しています。

また、手元にある莫大な政府の書類に目を通して、軍や政府の関係者の何百時間にも及ぶ証言を聞き、すべての材料の中から最高のものを抜き出して、2時間に満たない映画の中に入れるということは大変な作業です。すべての編集作業の生みの親ともいえる仕事です。この公文書を映画にして、一般の人々にインパクトを及ぼすような効果を持たせるというのは、ほんとうに大仕事です。UFOのサブカルチャーではないのですからね。この5ヶ月間で一番大変なのはこの点でした。しかし、あと2ヶ月ほどで、完成地点に近づきつつあるといえると思います。12月の第一週までには、音楽や必要な技術面を含めて、すべてを終えたいと思っています。大変優秀な編集会社が製作会社と一緒に作業していて、わたしもそこに参加しています。これはとてもおもしろいです。

ちょうど映画のポスターのドラフトをもらったところですが、素晴らしい出来です。みなさんが受け取る映画のポスターに関わっているチームは、レオナルド・ディカプリオの「レヴェナント・蘇りし者」やトム・ハンクスの映画、アカデミー賞や大ヒット作に何度も関わってきたチームです。そのチームがこの映画のポスターを手がけてくれています。予告編も、アカデミー賞を取った映画を多く手がけた別のグループが関わってくれています。公開されるときには、一般の注目や、批評メディアの注目を集めるのは間違いないでしょう。

スケジュールについてお話しますと、予定としては、実際の撮影とその後の編集作業を12月の第一週までに終えるのが目標です。そして、今回の映画配給会社ザ・オーチャードに渡します。オーチャードについてはみなさんも聞いたことがあるかと思いますが、主流の配給グループです。このオーチャードが映画を配給してくれることになりました。それ自体が大きな達成です。6ヶ月かけて交渉して、合意を得ました。

渡してから、公開まで、すべての準備を整え、マーケティングやその他をするために2ヶ月半から3ヶ月が必要です。まだ確定ではありませんが、今のところ「非認可」の公開日は2月末から3月の半ばになりそうです。ロサンジェルスでのプレミア試写会とその後のパーティに来られる方もいらっしゃると思いますが、それもだいたい同じ頃になります。これが今のスケジュールです。つまり、構想から完成、そして、公開までが11ヶ月弱です。これはかなりの早さで、厳しいスケジュールです。

この制作状況の中に入れたい新しいディスクロージャー関連している出来事がどんどん起こっているので、もちろん、変わることもありえます。でも、どこかで区切らないと、この状態が永遠に続いてしまいます。最近のウィキリークスのクリントンの「メール事件」の情報はもっと出てくるでしょう。特にジョン・ポデスタとクリントンの選挙運動の情報が出てくるのを待っているところです。この件はすでに映画に入っています。ご存知のように、ジョン・ポデスタを介してオバマ大統領に入ったディスクロージャープロジェクトの公式説明はすでにまとめました。ヒラリー・クリントンの選挙運動の責任者であるジョン・ポデスタは、クリントン元大統領の首席補佐官であり、2001年に、ディスクロージャー・プロジェクトの前身であるプロジェクト・スターライトで、私たちがやっていることに深く関わっていました。そのとき、私たちは、クリントン政権に情報を提供していましたが、クリントン政権はこの問題を推し進めることに非常におじけづき、みなさんもご存知の通り、結局何もしませんでした。

1年前、ジョン・ポデスタがオバマ政権を辞めたとき、長い間政府にいて最も失望したのは、UFOの情報開示に影響を与えることができなかったことだと述べました。多くの人が彼は冗談を言っているのだと思いましたが、2002年になって、前年(2001年)のディスクロージャー・プロジェクト発表の後で行われた記者会見を見てみると、この件についてジョン・ポデスタは、きわめて率直に、情報は開示されて、隠蔽は終わるべきだと述べていました。このように物事は進んでいくということです。ウィキリークスで出てくるメールの中に、もっと確認がとれるものがあるかもしれないので、注意して見守っています。ご存知のように、今日、これに関する更新情報を出したところです。これを読めば、私たちの関与によって、1993年から2016年まで、どのようにこの件が進んできたかが、わかるはずです。

もう一つのうれしいニュースは、配給会社が大手の宣伝会社を巻き込めるということ、これはすでにそうなっているとも言っていいかもしれませんが、オーチャードがこの映画の配給権を取得したと発表したとき、このニュースは多くの主流メディアやHPで報道されました。この中には「ハリウッド・レポーター」なども入っています。これから3ヶ月間、映画が完成に近づき、封切りの日付が決まってくるにつれて、もっと報道が増えることを期待しています。

私たちの目的は、一般の人たちに、宇宙にいるのは私たちだけではないという基本的な真実を知ってもらうことです。宇宙からの訪問者があるのです。不法に運営されている、非認可の特別アクセス計画が存在しています。1950年代から隠された計画(アジェンダ)が進行しており、人々に宇宙からの脅威が存在すると信じ込ませるための心理的な戦争プログラムが進行しているのです。その理由は、これが現在の権力構造にとって大きな利益になるからです。アイゼンハワーが軍産複合体と呼んだ構造です。

結局UFOを信じる人たちがETだと思っている多くのイベントが、実際はでっち上げられたものであり、人が作ったものであるという内部告発者の証言が記録にとれたことで、もちろんこれは私が20年来言い続けてきたことですが、電撃的な効果が得られると思います。個人的かつ直接的な情報を持つ政府関係者が認めたということを、人々が知ることになるからです。

もう一つ大変おもしろいことは、この映画とは別に、先の空軍将校のインタビューを公開するということです。このインタビューは驚きの情報がぎっしりですが、3時間に及ぶものなので、これは別にして公開します。長編映画では、同じ人物の語りを入れられる時間は限られています。一般の人は、同じ語りが長く続くと飽きて寝てしまうからです。それは避けなければなりません。長編映画では、動きの早さと多様性が必要になります。このインタビューにはたくさんの情報が詰まっているので、映画が完成したら、映画の公開とほぼ同時に、このインタビューを特別映像として公開できないかと考えています。空軍諜報官のインタビューの完全版を公開するということです。

もちろん、私たちがすでに持っている保存記録や文書のアーカイブからの素材もあります。二週間ほど前から、いわゆるフリーエネルギー機器に関して、今稼働していて、まだ没収されていないものを映画に入れられないかと探しているのですが、残念ながら、現在稼動していて、テストできるようなものはまだ見つかっていません。インターネットで見ると、そういう機器がたくさんあるように見えるのですが、実際はありません。なので、これについてはまだ探している最中です。今から、映画の製作が完全に終わるまでに何かが確認できるかどうかは、これからわかるでしょう。

これが映画のスケジュールと最新のニュースです。ここで再び、みなさんのクラウドファンディングからの援助に対して心からお礼申し上げます。

もう一つみなさまに知って頂きたいことは、いまだ劇場公開のライセンスは取れていないということです。映画が完成したらすぐにやりたいことは、劇場公開の可能性を目指すこと、つまり、映画館で見られるようにすることです。オーチャードが担当しているのは、劇場公開とは対立する、デジタルやダウンロード、オンライン配信の分野です。劇場公開に関しては、いまだ未定なのです。これに関しては、可能性のある人脈へのつながりはあります。ゲリラ的、つまり、大手の劇場公開のような方法ではなく、特別上映として公開するかもしれません。これはすべて12月から1月の半ばの間に検討することになります。映画がほぼ完成して、どんな感じになるのかわかるまで、大手の劇場公開会社に関わってもらうことはできないからです。

オーチャードがこの映画を配給してくれることになったのはラッキーでした。オーチャードはソニーの一部門ですが、そこのトップが私たちの仕事をずっとフォローしてくれていたのです。ディスクロージャー・プロジェクトの賛同者であることが、今年の夏、彼らに会って初めてわかったのです。これはほんとうにラッキーなことでした。通常このようなインディペンダントの映画は、オーチャードのような主流配給会社には取り上げてもらえません。みなさまもご存知のように、できるだけ多くの観客に事実を開示すること、それが私たちの主な目的であり、彼らの助けによって、それが可能になります。

ここで、今まで質問があったいくつかの他の点についてお答えしたいと思います。ここでその中のいくつかについてお話します。それについて詳しく話す前に、どうしてかといいますと、そのうちのいくつかは11月13日にラスベガスで行う予定のイベントと関係しているからです。聞いているみなさま全員に、ラスベガスのネバダ大学でわたしが出演するイベントと特別のセブセミナーがあることをご理解いただきたいと思います。皮肉にも、ネバダ大学は次の大統領選の公開討論会があるところですが、わたしのイベントは、その数週間後の日曜日、11月13日の午後7時から10時です。

これは宇宙のなりすまし作戦に関する3時間の集中講義で、1940年代、50年代以降、誰が惑星間紛争の土台となった物語やアジェンダをシステムに植えつけてきたのか。なぜそれが行われているのか、そして重要なことですが、これはUnacknowledged の映画の範囲を大きく超えることです。そして、どんなテクノロジーが使われているのか等の多くの問題を取り上げることになります。そういうことをこのウェブセミナーで話しますので、みなさんぜひ参加なさってください、実際にその場に来られればもっといいですが、場所は、グリーンスパン・ホールです。もうじきお知らせを出します。ほんの先ほどこのイベントを計画したばかりなので、まだHPには載っていません。

多くの人が経験したことの背後にある電子戦争システムについて、深くその背景に入っていきたいと思っています。意識がどのようにテクノロジーに影響を与えているのか- 意識に影響を与える、いわゆる量子ホログラフィーの電子技術は、40年代50年代から、人を標的に開発され、誘拐の状態を作り出しました。これらのテクノロジーとは何か、どのように行われているのか、どの企業が関係しているのか。どの対敵諜報作戦が関係しているのか。どのように演出されたのか。いわゆる極秘スペース・プログラムについても、深く論じていきます。そのどの部分がほんとうであり、どの部分がそうではないのか。

フレッド・ベル博士のような人たちの経験はどういうものであったのか - ベル博士は亡くなりましたが、わたしは彼をよく知っていました。ベル博士は、MKウルトラベビーで、両親は彼が生まれたときにCIAにMKウルトラベビーとして彼を提供し、ベル博士は天才として洗脳され、マインドコントロールを受けました。これらのプログラムが引き起こしたものは何で、それはどのくらい続いているのか。MKウルトラを検索すると、70年代にチャーチ公聴会による上院公聴会があったことがわかります。チャーチ上院議員は、MKウルトラがLSDなどの幻覚誘発剤を使っていることにショックを受けました。この公聴会で出てこなかったものは、思考と相互作用して、実際に電子的な幻覚を誘発する電子兵器です。