ビル・ユーハウスは戦闘機パイロットとして海兵隊に10年間勤務した。
また,新型実験航空機の飛行試験をする民間人として,ライト―パターソン空軍基地の空軍に4年間勤務した。その後の30 年間は,国防関連契約業者のために反重力推進システムの技術者として働いた:新型航空機の飛行シミュレーター―そして実際の空飛ぶ円盤。彼はこう証言する。彼らが試験した最初の円盤は、1953年にアリゾナ州キングマンで墜落したET宇宙機を再設計したものだった。さらに彼は,ETたちは米国政府に1機の宇宙機を提供したと証言する;この宇宙機は当時建設中だったエリア51に運ばれ,その宇宙機に搭乗していた四人のETたちはロスアラモスに連れていかれた。ユーハウスの専門は操縦室とその機器類だった―彼は重力場というものと,反重力を経験するために必要な訓練は何かを理解した。

彼は実際に,宇宙機を設計する物理学者と技術者を援助していた一人のETに数回会った。
私は10 年間を海兵隊で過ごし,その後の4年間を民間人として空軍に勤務した。空軍では海兵隊以来の仕事である航空機の飛行試験に関わった。私は現役のパイロットだった。それも戦闘機乗りだった;私が戦ったのは……第二次大戦の後半と朝鮮戦争での兵役後に,私は海兵隊大尉として除隊になった。

私が初めて飛行シミュレーターに取り組んだのは,1954年9月頃だった。
海兵隊を辞めた後,私はライト―パターソン空軍基地の空軍で仕事を見つけ,そこで航空機の様々な改良型に対する飛行試験を行なった。
私がライト―パターソン空軍基地にいたとき,ある人物が私に近づいてきた。彼は―名前は言いたくない―私が新しい独創的な装置に関係する分野で働きたいかどうかを知りたがっていた。よろしいか? それはある種の空飛ぶ円盤シミュレーターだった。彼らがしたことは何か:彼らは我々数人を選び,私をシミュレーター製造会社のA―リンク・アビエーション社に再配属し
た。その当時同社ではC-11B と彼らが呼ぶ装置,F-102(* 迎撃戦闘機)シミュレーター,B-47(* 亜音速爆撃機)シミュレーター,その他を建造していた。彼らは我々が実際に空飛ぶ円盤シミュレーターに取り組み始める前に経験を積ませた
かったのだ。私はこれ(* 空飛ぶ円盤シミュレーター)に取り組んで30数年間を過ごした。

どの空飛ぶ円盤シミュレーターも1960 年代初期になるまでは作動し始めなかったと思う―1962 年か1963 年頃だ。私がそう言うのは,シミュレーターは1958 年頃までは実際に機能しなかったからだ。彼らが使ったシミュレーターは,彼らが持っていた地球外宇宙機用のものだった。その宇宙機は1953 年か1952 年にアリゾナ州キングマンで墜落したもので,直径が30 メートルあった。彼らが初めて試験飛行に持ち出したのはそれだった。

そのET宇宙機は,異星人たちが我々の政府―アメリカ合衆国―に提供しようとした一つの制限された機体だった。それはかつて陸軍飛行場だった場所から約15 マイルの地点に着陸した。その陸軍基地は現在閉鎖されている。

その特別な宇宙機だが,幾つか問題があった:最初の問題はエリア51 まで運ぶために運搬用平台に載せることだった。道路事情のため,彼らはそれをダムを渡って輸送することができなかった。当時はそれを荷船に載せてコロラド川を渡る必要があり,それから国道93 号線を経由してエリア51 に着いた。当時そこは建設の最中だった。この機体には四人の異星人が搭乗していた。彼らは試験のためにロスアラモスに行った。これらの異星人のために,彼らはロスアラモスに特別区を建設し,ある種の人々を異星人たちと共にそこに配置した―天体物理学者と一般科学者たちだ―異星人に質問するためだった。

私が聞いた話の内容は次のとおりだ:その施設に配置された科学者と話す異星人は一人しかいなかった。他の異星人は誰とも話さなかったし,会話を持とうとさえしなかった。最初彼らは,会話はすべてESP(超感覚的知覚)またはテレ
パシーだと考えた。
しかし,私にはその多くは一種のジョークだ。なぜなら,異星人たちは実際に話すからだ―我々のようではないだろうが―彼らは実際に話し,会話をする。しかし,それをするのは[ロスアラモスでは]ただ一人だった。この円盤と彼らがそれまでに見ていた他の円盤との相違は,これがとても簡単な構造を持っていたということだった。

円盤シミュレーターには動力部がなかった。[しかし]我々はその内部に動力部に見える空間を設けた。そこにシミュレーターを作動させる装置はなかった。我々は,それぞれ100 万ボルトで蓄電された6 個の大きなコンデンサーでそれを作動させた。だから,それらのコンデンサーには600 万ボルトが蓄電されていた。これまでに製造された最大のコンデンサーだった。これらの特別なコンデンサーは30分間持続したので,我々はその中に入り,実際に制御装置を動かし,そのシミュレーター,その円盤を作動させるために必要なことを行なうことができた。

だから,それはそれほど簡単なことではなかった。我々には30分間しかなかったからだ。シミュレーターの中にはシートベルトがないことに気付くはずだ。それは実物の宇宙機と同じだった―シートベルトはどこにもない。シートベルトは不要なのだ。なぜなら,これらの1 機を逆さまに飛ばしたとすると,普通の航空機の中のように逆さまにはならない―そのようには感じな
い。
その説明は簡単だ:機体内部にはそれ自体の重力場があり,外部から見て逆さまになって飛んでいても,内部では搭乗者にとっての上が上になる。それを見たら実に簡単なことだ。私は始動のために,実際の異星人宇宙機の内部に入った……
窓は一つもなかった。何らかの視界を得る唯一の方法は,カメラまたはビデオ装置だった。